ピストルのリフレックスサイトは、載せるだけで当たる道具ではありません。この記事では、レティクルを見失ったときに使える実銃由来のテクニックを、サバゲー向けに整理します。さらに、搭載前に知りたい基本も解説します。
ピストルのリフレックスサイト活用の要点まとめ
- リフレックスサイトを載せただけでは、すぐには当たるようになりません
- ガスブロは、オプティクスレディの有無で、搭載のしやすさが大きく変わります
- レティクルを見失ったときは、AMPUTATIONとCORNERINGが使えます
- フレームの中央に印を付ける、INTENTIONAL REFERENCE POINTも有効です
- バックアップのアイアンサイトは、レティクルを探す助けにもなります
- ウェポンライトの光束は、大まかな照準の目安になります
- どのテクニックも、効果が出る距離をレンジで確かめておく必要があります
- 最終的な目標は、レティクルを使って撃てるようになることです
ハンドガンにドットサイトを搭載するだけで本当に狙いやすくなるのか? ピストル リフレックスサイト をうまく活用する実銃テクニック
このところ、ピストル・ハンドガンといったカテゴリのエアガンでもデフォルトで リフレックスサイト (ドットサイト)を搭載可能なモデルが増えている。現代、ハンドガンのスタンダードとなっているのはオートマチックピストルであるが、基本的にガスブローバックハンドガンでは機構上 リフレックスサイト を搭載するのが難しいと言われてきたカテゴリである。
リフレックスサイトは、スライド後部に載せる小型の照準器です。例えば、Trijicon RMRタイプが定番で、拳銃のスライドに直接載せられる小ささが人気です。
ガスブロにリフレックスサイトが載せにくかった理由
オートマチックピストルのガスブロ製品では、スライドの内部はノズルシリンダーやピストンが収まるブリーチが存在するため、オプティクスレディ(光学機器を載せるためのスライドの切欠き)設置のためにただでさえ小さいシリンダー容量を更に減少させてしまうと性能に影響しやすい。
シリンダーは、ガスの力でスライドを動かす部品です。その容量が減ると、ブローバックの勢いが落ちやすくなります。そのため、オプティクスレディの加工には、慎重な設計が必要です。
また、レプリカの リフレックスサイト がブローバックの衝撃に耐えられず、照準がズレたり発光が安定しないといった側面もエアソフトハンドガンで リフレックスサイト が広まりにくかった原因の1つと言えるだろう。スライドの重量増加はそのまま動作性能に繋がるため、レプリカの照準性能と引き換えにするほどの価値があるのか、といった疑問も昔は多々あった。
レプリカが選ばれる理由は、実物の価格です。ORGAの別記事によると、実物のRMRは新品で10万円を超える価格帯です。そのため、サバゲーではレプリカが欠かせない存在になっています。
実銃界でオプティクスレディが広がった背景
ところが、実銃界ではGLOCK(グロック)のMOS(Modular Optic System:モジュラー オプティック システム)シリーズやSIG P320をはじめ、 オプティクスレディ を設計に取り入れることが一般的になってきている。これは軍や法執行機関での採用を巡る動きが大きな理由であるが、一方でセルフディフェンス・ホームディフェンスの観点からも、一般ユーザーに リフレックスサイト の利用が広まってきていることが背景としてある。
例えば、GLOCKのMOSは、スライドにプレートを介して光学機器を載せる仕組みです。そのため、機種ごとのマウント規格に注意が必要です。
そのため、実銃界における新製品のモデルアップがエアソフト業界で求められる昨今、ガスブロハンドガンへのオプティクスレディの取り入れは今や必須とも言える項目に変わってきている。
エアソフトの新製品も、この流れに沿っています。例えば、OUTLINEでは、GHKのGLOCK G17 Gen5 MOSや、東京マルイのP320を取り上げています。
オプティクスレディが搭載を後押しした変化
最近では、異形ピストンの設計能力向上により、シリンダー容量を拡大しつつオプティクスレディのスペースを確保できるようになったり、エアソフト用 リフレックスサイト の性能アップにより「飾り」ではない使い物になる製品が増えており、オプティクスレディ及び リフレックスサイト を活用するエアソフトプレイヤーも増加傾向にある。また近年ではパワーソースにCO2ガスを選択できるようになってきており、スライドの重量増が障壁とはならないことも後押ししている。
ただし、すべてのモデルが対応しているわけではありません。そのため、購入前に、オプティクスレディの有無とマウント規格を確認しましょう。
かつてはオプティクスレディーのないノーマルスライドに無理やりマウントを設置することが主流であったガスブロハンドガンにおいて、デフォルトで リフレックスサイト が搭載可能なモデルが増えたことはプレイヤーにとってとても良い環境が整ってきたと言えるだろう。
搭載前に確認したいポイントを、表にまとめます。ネジ規格や電池などの数値は、ORGAの別記事で紹介した、DMAG MRS-M103の例です。
| 項目 | 確認すること | DMAG MRS-M103の例 |
|---|---|---|
| オプティクスレディ | スライドに、光学機器用の切欠きがあるか | — |
| マウントの規格 | 取付先のフットプリントと合うか | 実物RMRに近いフットプリント |
| 取付ネジ | ネジの規格が合うか | M3.5とインチネジで異なる |
| 防塵防水 | 使う環境に耐えられるか | IP65(付属マウント装着時) |
| バッテリー | 電池の種類と、連続使用の目安 | CR2032、輝度4で約230時間 |
意外と難しい リフレックスサイト によるエイミング
前述の通り、オプティクスレディを備えたガスブロハンドガンが増えてきたことにより、カスタムの一環として リフレックスサイト を載せるという選択肢が広がっているが、実際にハンドガンにオープンドットサイトを載せて撃ってみると、意外と狙いづらいと感じるプレイヤーも少なからずいるのではないだろうか。これは「アイアンサイトで瞬時に狙いを付けるのが難しいから リフレックスサイト を導入しようと思った。」というプレイヤーに多い傾向だ。
オープンタイプは、レンズが1枚の構造です。そのため、ハンドガンでは、サイトを真後ろから覗く感覚を、毎回そろえるのが難しくなります。
ドットの見え方の基本
ハンドガンに搭載する リフレックスサイト は軽量コンパクトを優先するためチューブ式のものはまだ少なく、レンズが1枚のオープンタイプが主流だ。そのためサイトを真後ろから覗けているのか感覚的に掴みづらく、ビギナーユーザーではドット(レティクル)を見失ってしまう人が多い。これはハンドガンで狙いを定める際にサイトだけに頼ろうとするために陥ってしまう現象だ。
ドットは、光源をレンズで反射した虚像です。遠方に浮かんで見えるため、目のピントはターゲットに合わせます。また、片目をつぶらず、両目を開けて使うと、視界が広がります。
レンズの端でドットを捉えると、着弾点に誤差が出ます。これをパララックスと呼びます。そのため、ドットは、できるだけレンズの中央で捉えましょう。
アイアンサイトとの違いを、表で整理します。ORGAの別記事では、ドットサイトを5〜30m程度の近距離戦闘に向く照準器と紹介しています。
| 項目 | アイアンサイト | リフレックスサイト |
|---|---|---|
| 照準の合わせ方 | 前後のサイトを、重ねて合わせる | ドットを、ターゲットに重ねる |
| 倍率 | なし | なし。肉眼に近い視界で狙える |
| 向く距離 | — | 5〜30m程度の近距離戦闘 |
| 故障への備え | 信頼性が高く、バックアップ向き | 電池切れや破損に備え、アイアンサイトを予備にする |
ハンドガンでレティクルを見失う理由
ライフルなど長物ではストックがあるため毎回一定の射撃フォームを取りやすく、またチューブ式のドットサイトが主流であるためレティクルを見失う人はほとんどいないだろう。しかし手や腕の角度、銃と頭の位置関係など自身で担うべきポイントが多いハンドガンの場合、毎回同じ射撃フォームを作ることは案外難しく、シチュエーションによっても左右されやすい。そのため、ハンドガンに リフレックスサイト を搭載したところでライフルと同じようにはなかなか使いこなせないものだ。
ハンドガンは、構え方の自由度が高い銃です。そのため、腕の角度や頭の位置が、毎回少しずつ変わります。ドットが見つからないときは、焦って銃を動かさず、構えをゆっくり戻しましょう。
アイアンサイトで当てられる人の強み
しかし、ハンドガンの射撃が上手い人は、例えアイアンサイトであっても瞬時に狙いを定めて的確にターゲットを撃つことができる。これは何度もハンドガンを構える練習をこなし、手や腕の感覚でハンドガンの向きを把握できるまでに鍛練しているからに他ならない。このレベルにまでなれば、ハンドガンに リフレックスサイト を搭載することで、更に正確さとスピードが増すことに繋がるだろう。
構えの再現性が高いと、ドットも毎回同じ位置に現れます。そのため、リフレックスサイトの導入効果が出やすくなります。
では、そこまで鍛練していないプレイヤーにとって リフレックスサイト を使用するのはまだ早いのだろうか?実はそんなことはない。使い方の工夫によって、少なくともアイアンサイトよりも狙いにくいと感じる様な事態は避けることができる。
実銃のバックアップ技術を借りる
実銃において、万が一 リフレックスサイト が故障したりバッテリー切れを起こした際に使えるテクニックとして紹介されている方法が、サバゲーでも リフレックスサイト 初心者に適したエイミング方法として有効と言えるだろう。その方法をいくつかご紹介しよう。
RECOIL webは、リフレックスサイトが故障したときの対処を、5つのテクニックで紹介しています。ORGAの記事は、この内容を参考にしています。
なお、RECOIL webでは、効果が出る距離を、各自がレンジで確かめるよう勧めています。そのため、紹介する方法は、事前に試しておきましょう。
レティクルに頼らない リフレックスサイト の活用テクニック
具体的な内容に触れる前にあらかじめ言っておきたいのは、やはり リフレックスサイト を搭載するからにはレティクルを見る努力はして頂きたいということだ。ハンドガンを感覚的に真っ直ぐ構えられるようになればレティクルを見失うことも少なくなるし、本来の性能をいかんなく発揮して正確な射撃が可能となる。
RECOIL webでは、故障を防ぐ準備も紹介しています。正しい長さのネジとトルクでの取り付け、電池の定期交換、定期的な点検、窓への撥水剤の使用です。
ただし慣れるまでには時間がかかるだろうし、もしかしたら自分の腕が無くてレティクルを見失っていると思い込んでいたら、実は電源を入れ忘れていたとか、バッテリーが切れていたということもあり得る。これから紹介するテクニックは、いかなる理由でレティクルが見えない状態でも、落ち着いて狙いを定め射撃するためのものだ。
テクニックの違いを、表で整理します。それぞれ、合わせ方と向く場面が異なります。
| テクニック | 合わせ方 | 向く場面 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| AMPUTATION | フレーム上部を、ターゲットの首に合わせる | CQBや、不意を突いた接敵 | 比較的至近距離向き |
| CORNERING | フレームの角を照準として使う | 角やバリケード越しの射撃 | ホップ回転の影響で、近距離に限る |
| INTENTIONAL REFERENCE POINT | フレーム中央に、あらかじめ印を付ける | 事前に準備できるとき | マーキングが必要 |
| バックアップアイアンサイト | アイアンサイトで狙う。またはレティクルを探す | 距離のある撃ち合い | 機種とパーツで、可否が変わる |
| ウェポンライト | 光束のサークルの中央に、ターゲットを入れる | インドアや夜戦 | 使える場面が限られる |
AMPUTATION
リフレックスサイト のレティクルが見えないが瞬時に射撃が必要な場合は、基本的に リフレックスサイト のボディそのものを照準として使用する。ターゲットを正面で捉えた時であれば、 リフレックスサイト のフレーム上部を基準にターゲットの首に合わせることで、胴体への射撃が可能だ。絵的にターゲットの頭と胴体を分かつ形になるため「AMPUTATION(切断)」と呼ばれる手法で、ギロチンなどと揶揄される。
RECOIL webでは、フレーム上部をターゲットの肩に合わせると表現されています。ORGAの本文は、首に合わせると説明しています。どちらも、胴体を枠の下に収める考え方です。
フレームの形が違っても使える
Trijicon RMRタイプの リフレックスサイト のように角ばったフレームデザインであれば非常にわかりやすく狙いを定めやすいが、たとえDOCTERタイプやSROタイプであっても要はフレーム内で胴体を捉えれば良い話だ。
角ばったフレームは、基準線を作りやすい形です。一方、丸みのあるフレームでは、枠の下に胴体を収める意識を持ちましょう。
サバゲーでのシチュエーションで言えば、CQBや建物突入時など比較的至近距離、かつ相手の不意を突いた時に重宝する素早いターゲティングテクニックとなる。
練習では、まず近い距離から始めましょう。そのため、枠の位置とヒット位置の関係を、落ち着いて確認できます。
CORNERING
読んで字のごとくコーナーから射撃する際に有効なのが「CORNERING(コーナリング)」だ。角やバリケードの向こう側を射撃する際、ハンドガンを正位置に構える余裕もない時に リフレックスサイト のフレームの角を照準として使用する。
RECOIL webでは、銃を内側へ傾けて、フレームの角を使う方法と紹介しています。特に、RMRタイプと相性がよいとされます。また、片手射撃でも使いやすい方法です。
ただし、ガスブロハンドガンにおいてはホップ回転の影響があるため近距離での使用に限られる。距離の長い撃ち合いではハンドガンを垂直に立ててしっかりとレティクルを見定めてから射撃し、CQBでコーナーのクリアリングをする際はCORNERINGを使うなど、場面に合わせて使いたいテクニックだ。
例えば、角を回り込む場面や、バリケードの端から撃つ場面が向いています。一方、距離のある撃ち合いでは、通常の構えに切り替えましょう。
INTENTIONAL REFERENCE POINT
これは少しイレギュラーな方法ではあるが、いざという時に備えあらかじめ リフレックスサイト のフレーム中央にマーキングをしてしまうというものだ。レティクルのないレンズを漠然と見てしまうとただの枠にしか見えず「機能していないもの」と脳が捉え隙が生じるが、わかりやすくマーキングがしてあると「最悪その点を使って狙えばいい」と判断を切り替え、瞬間的に反応しやすくなる。テクニックと言うには少々荒っぽい手法だが、技術的なことは何もいらず気楽に試せる良いアイデアだ。
RECOIL webでは、ペイントペンや目立つマニキュアを、光学機器のハウジングに塗る方法を紹介しています。そのため、特別な道具は必要ありません。
ただし、マーキングは、レンズを避けて入れましょう。レンズに付けると、視界を妨げます。
FAT UGLY GHOST RING
RECOIL webでは、光学機器の窓そのものを、ターゲットに合わせる方法も紹介されています。ゴーストリングのように使う考え方です。そのため、Aimpoint Microのような窓の長い光学機器ほど、ズレが分かりやすいとされます。
バックアップ アイアンサイト
ハンドガンに限らず、アイアンサイトのことをバックアップサイトと呼ぶことがある。これはスコープやドットサイト( リフレックスサイト )など、光学照準器をメインサイトと捉えた際にアイアンサイトが予備として機能することになぞらえた呼称である。光学照準器は機器の故障や破損、バッテリー切れにより機能しなくなることがあるが、それに対しアイアンサイトは信頼性が高くバックアップ向きという訳だ。
RECOIL webでは、バックアップのアイアンサイトを、最優先の手段として紹介しています。ただし、光学機器を壊した衝撃で、フロントサイトも傷む場合があります。
ハンドガンに リフレックスサイト を載せているのにわざわざアイアンサイトを使用するというのはナンセンスに感じるかもしれないが、照準線の低いハンドガン用の リフレックスサイト ではアイアンサイトとの共用がしやすく、レティクルを見失った時にアイアンサイトを意識するとドットが見つけやすくなる。
アイアンサイトを共用するセッティング
また、 リフレックスサイト とアイアンサイトとの共用は一般的な手法でもあり、 リフレックスサイト のレンズ上にアイアンサイトが見える様背を高くするオプションが用意されていることも多い。このセッティングが実現できるかどうかは、ガスブロハンドガンの機種やオプションパーツ・サードパーティーパーツの有無に左右されるが、可能であれば活用したいテクニックである。
この共用は、英語でコウィットネスと呼ばれることがあります。そのため、ハイサイトを使うと、レンズ越しにアイアンサイトが見えます。
番外編:チューブ式の登場やウェポンライトの活用
リフレックスサイト の活用というテーマからは少々外れるが、ハンドガンと リフレックスサイト の使いやすさを向上させる1つの方法として、最近ではオープンタイプの リフレックスサイト とほぼ同じサイズ感のチューブ式ドットサイトが登場している。2019年に登場したAimpoint ACROはハンドガンへの搭載も想定した小型軽量の リフレックスサイト となるが、密閉型のチューブ式となっているためサイトに依存した構え方でもレティクルを見失いにくい。
エンクローズドタイプとは、レンズ部分を囲って、密閉した構造を指します。Aimpointの公式サイトでは、ACROについて、雨や雪、ゴミ、温度変化から守る密閉構造と説明されています。
高価ではあるが、日本でも正規代理店を通して入手は可能。しかしマウントが専用形状となるため変換キットが必要となる点は注意が必要だ。
ACROは、ハンドガンにも載せられる小型の光学機器です。ただし、専用のマウントが必要なので、事前に取付先を確認しましょう。
ウェポンライトの光束を目安にする
また、ハンドガンで大まかに照準を付けたりレティクルを見つけやすくする方法として、ウェポンライトを併用することも有効だ。ハンドガン本体のレールやウェポンライトのマウント、それらの取付け状態がしっかりしていれば、弾道はウェポンライトの照射したサークルのほぼ中央を貫くはずだ。ターゲットをウェポンライトで照射し、光束のサークルの中央にターゲットを捉えれば大きく外すことはないし、レティクルを見失った時にも光束の中央に リフレックスサイト のレンズを置くようにすればレティクルを見つけやすい。
光束のサークルは、おおよその照準を示します。そのため、ターゲットを円の中央に入れれば、大きく外す心配が減ります。
ただし、ライトの取り付けが緩いと、弾道がズレます。例えば、レールやマウントの固定状態は、使う前に確認しましょう。
インドアや夜戦など使用できるシチュエーションは限られるが、ハンドガンと リフレックスサイト の扱いに慣れるまでのサポート的なテクニックとして覚えておくと良いだろう。
ウェポンライトは、屋内や夜戦で効果を発揮します。一方、昼間の屋外では、光束の円が見えにくくなります。
最終的には リフレックスサイト はレティクルを使えるように鍛練すべし
ここまでで紹介したテクニックは、あくまでレティクルを見失った場合に咄嗟に使える「次の手」であることは改めて釘を刺しておきたい。実銃においては、セルフディフェンスでは1つの手法に依存してはいけないという教訓のもと、身を守るために取る緊急措置のテクニックだ。そしてこれらのテクニックもまた、うまく活用するにはトレーニングが必要となるだろう。
RECOIL webは、どの代替手段も、実際にレンジで練習する必要があると述べています。そのため、緊急用の技術こそ、普段から身につけておきましょう。
ハンドガンと リフレックスサイト の組み合わせはやはりレティクルで狙って撃った時にはじめて最大の効果を発揮する。ホルスターから抜いて狙うといった基本動作と最適な射撃フォームを身体で覚える鍛練は、続けてこそ身になるというものだ。ハンドガンでも長物と同じように リフレックスサイト を使いこなせるよう、是非練習してみて欲しい。
練習は、ホルスターから抜く動作から始めます。次に、レティクルが見えるまでの時間を、少しずつ縮めましょう。
要点まとめ!
①リフレックスサイト を導入したからといってすぐ当たるようにはならない。
②はじめのうちはレティクルにこだわると瞬発的な射撃は難しい。使えるものをフル活用して狙いを付けるべし。
③ゆくゆくはレティクルを使って撃てるよう射撃フォームのトレーニングを続ける。
練習メニューの例
練習の流れを、表にまとめます。距離や回数は、フィールドのルールと安全に合わせてください。
| ステップ | 練習内容 | 確認すること |
|---|---|---|
| 1 | 弾を撃たずに、構えを繰り返す | 毎回、同じ位置にドットが出るか |
| 2 | 近距離で、AMPUTATIONを試す | フレーム上部とヒット位置の関係 |
| 3 | 近距離で、CORNERINGを試す | ホップ回転による、弾道のズレ |
| 4 | 距離を延ばし、レティクルで狙う | 距離ごとの、弾の落ち方 |
| 5 | ゼロインを見直す | サイトの交換後や、ホップ調整後 |
リフレックスサイトを使いこなすために
ガスブロハンドガンのエイミングツールとして、ベテランプレイヤー以外でも定着しつつあるピストル リフレックスサイト 。レプリカなどエアガン用製品であっても、アクセサリーとしてだけではなく実用的なレベルにまで進化している今、これを有効活用しない手はない。
リフレックスサイトは、ゼロインを合わせてこそ力を発揮します。ORGAの別記事では、ホップ調整を先に決め、その後にドットを合わせる順番を紹介しています。
今回はハンドガンで思ったような射撃ができないプレイヤー向けに記事を書き進めたが、既にアイアンサイトでサクサクヒットが取れるプレイヤーであれば、 リフレックスサイト の導入は効果てきめんだろう。
また、ドットの見方も重要です。ターゲットを見て、ドットを重ねる意識を持ちましょう。
本記事で紹介したテクニックも参考にしながら、オプティクスレディと リフレックスサイト の魅力にどっぷりと浸って欲しい。
なお、サバゲーのフィールドでは、ルールや距離が異なります。そのため、使う場所に合わせて、テクニックを選びましょう。
ガスブロハンドガンとリフレックスサイトを探す
オルガエアソフトで販売中の リフレックスサイト 一覧はコチラ!
撮影に使用したモデルと参考記事
撮影に使用したモデル:
Army Armament Staccato C2 ガスブロ ハンドガン
ACE1 ARMS Trijicon RMRタイプ ドットサイト
ACE1 ARMS STREAMLIGHT TLR-1HLタイプ LEDウェポンライト BK
※ハンドガンに搭載するオープンドットサイトが リフレックスサイト と表現されることが多いため本記事でもそのように記載しておりますが、本来 リフレックスサイト とドットサイトはほぼ同義として使われます。
※実銃テクニックについてはこちらの記事を参考にしております。
RECOIL web:Pistol Red Dots: What Happens When They Fail
ピストルのリフレックスサイトに関するよくある質問(Q&A)
Q. ピストルのリフレックスサイトとは、何ですか?
ハンドガンのスライド後部に載せる、小型のドットサイトです。ORGAの記事では、ドットサイトとほぼ同義として扱っています。
Q. リフレックスサイトを載せるだけで、当たるようになりますか?
いいえ。導入しただけでは、すぐには当たりません。そのため、構えの練習とゼロインが必要です。
Q. ガスブロに、オプティクスレディが必要な理由は何ですか?
スライドに、光学機器を載せる切欠きがあるためです。切欠きがないモデルでは、無理にマウントを設置する方法が主流でした。
Q. レティクルを見失ったときは、どうすればよいですか?
AMPUTATION、CORNERING、フレームへのマーキング、バックアップサイトなどがあります。ただし、事前の練習が前提です。
Q. AMPUTATIONとは、何ですか?
フレーム上部をターゲットの首に合わせ、胴体を撃つ方法です。そのため、比較的至近距離のCQBに向きます。
Q. CORNERINGは、どんな場面で使いますか?
角やバリケードの向こう側を撃つときに使います。ただし、ホップ回転の影響があるため、近距離に限られます。
Q. バックアップサイトとは、何ですか?
光学照準器の予備として使う、アイアンサイトのことです。また、レティクルを見失ったときの目印にもなります。
Q. ウェポンライトは、照準に使えますか?
光束のサークルの中央にターゲットを入れれば、大きく外しにくくなります。ただし、レールやマウントが、しっかり固定されている必要があります。
Q. ゼロインは、いつ行いますか?
ホップ調整を決めたあとに行います。また、サイトを付け替えたときや、ホップを触ったあとも、再確認しましょう。












